【古川日出男】 アラビアの夜の種族
4 月 1st, 2008 at 8:16am |
【古川日出男】 アラビアの夜の種族
この本は、多くの本屋で平積みされていたり、オススメの本として紹介されていて、目にする機会が多くあった。ということで、「いつか読みたい」本の一つになっていたのですが、図書館で見つけたので早速読んでみることにしました。噂によると、「徹夜本」とのこと。分厚い本(文庫だと3冊)なので、「これを徹夜かぁ、うーん、楽しみ」と、期待を胸に読み始めたのです。
読み手を取り込んでしまうという、伝説の「災厄の書」。多くのものの平常心を失わせてしまうほどのその一冊の本は、行方知れずとなっていたが、迫ってくるナポレオン艦隊に対抗するため、再び手に取られる。そして、イスラムのカイロにて、夜ごと語り部によって語られるある物語。
英訳版、「The Arabian Nighbreeds」を底本にして書かれた小説なので、途中途中に注釈がはさまれています。なんて。頭書きからして、すでにだまされっぱなしでした。
最初はあまりにシンプルな昔物語の様だったので、「最後まで飽きずに読めるかな?」と不安でしたが、読み始めてみれば確かにドップリと引きずり込まれてしまいました。
とても「さっぱり」した小説とはいいがたく、「濃厚な、濃い」物語です。最後に進むにつれて、なんだか深い深い迷宮に入り込んでしまったような印象を受けました。
- アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)古川 日出男
- おすすめ平均

壮大なファンタジーです。
長い、、、
世界級の物語作家
ブランデー片手に読めばあ?ら不思議
壮大なる「物語」
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