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【山本修一郎】 誰も語らなかったIT 9つの秘密

【山本修一郎】 誰も語らなかったIT 9つの秘密

【山本修一郎】 誰も語らなかったIT 9つの秘密

もはやシステムに関らない人は、居ないのではないかというほど、あらゆる業種、あらゆる仕事の中にITが活用されるようになってきていますが、果たして本当に活用されているのでしょうか?
システムに関係が無かった人でも、年を経るにつれ、「知らなかった」では済まされない立場になっていったときに、如何にしてITと向き合うといいのか。
そんな、基本だけど、とても大切な話が詰まっています。

日本はIT後進国と呼ばれていますが、世界からもそう見られています。2003年1月25日号『週刊ダイヤモンド』の記事によると、投資されたITの3割は不良資産化しているそうです。IT不良資産の定義は、「構築したにもかかわらずなんらかの理由で使われていない情報システム」です。

これを読んだだけでも、大きく納得です。(・・・本当はあってはいけないことなのですが。)
実際に、過去に経験しているお客さんで稼動しているシステムを見ると、びっくりすることに、全く使われていないシステムが本当にあったりします。何千マンも掛けて作ったのに・・・。もったいない。しかし、最近はお客さんもシステム構築慣れしてきたためか、そういうシステムは見かけなくなりましたね。
これは、何が原因なのでしょうか?もちろん、システム開発担当にも責任があるケースも多いとは思いますが、発注をするお客様が、抑えるべきポイントを誤っているためにおきるケースも非常に多い。とこの本では指摘しています。

なかなか興味深いし、確かに基本的なことだけど、だからこそ重要なことが書かれていると思いますので、是非一度手にとってみてはいかがでしょうか。

私が、ナルほどね。と思った箇所は以下のような箇所でした。アメリカ流のシステム開発のある例

パレートの法則を適用し、「トラブルの8割は2割のプロジェクトから発生する。」として、まず、スケジュールの遅れの酷いプロジェクト2割を検討します。さらに1年経った段階で、まだ遅れているプロジェクトは強引にストップするのです。これまで掛けた費用も関係なくストップです。再検討の結果、必要であれば別チームを編成して取り組ませる。という方法があるそうです。
これは、理由がいくつかあって、
①そもそも現実可能性の低いプロジェクトの可能性があるので、再検討を行う。
②プロジェクトのメンバーの視野が狭くなっている可能性があるので、チーム再編を行う。
③開発がうまくいっていないシステムは、完成しても出来が悪いケースが多い。

なかなか面白い方法だなぁと納得です。
でも、プロジェクトを中止する、というのは勇気が居ることですよね。

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